【引越しのメモ】お部屋の寸法、どこをチェックしておけばいいの?

何をチェックしてどこを測ればいいのか

引っ越しなんてそう何度も経験しないことですし、特に初めて一人暮らしをする時は何を測っておけばいいかわかりませんよね。
この記事ではお部屋の中で寸法をチェックしておくポイントと、一般的な家具家電の大きさをご紹介します。

お部屋の寸法チェックポイント 細かく測っておいた方が良いところや、写真を撮ったりメモしておいた方が良いところ

【細かく測っておいた方が良いところ】

★カーテンレール
 窓の大きさではなく、カーテンレールの端から端までの幅、窓枠の高さ(もしくは床から測った高さ)を測りましょう。
 量販店で購入できるカーテンの多くは5cm程度丈を調整できるアジャスターが付属しています。
 ちなみに、カーテンレールに付いているランナー(カーテンを引っかける部品)は100円均一ショップでも購入できます。

★洗濯機置き場(洗濯パン)
 一人暮らし向けの1Kや1LDKの賃貸の洗濯パンは60cm×60cmが一般的です。
 水栓(蛇口)によって取り付け部品が異なる場合がありますので、写真を撮っておくこともオススメです。

★冷蔵庫置き場
 幅、高さ、奥行きの寸法も大切ですが、右開きか左開きかもメモしておきましょう。
 今後の引っ越しを踏まえて、両開き対応のものを検討してみるのもいかがでしょうか。

★ガスコンロの設置台
 もしガスコンロが必要な場合は、設置台の幅、高さ、奥行きと、ガス栓の取り付け位置と形状も確認しておきましょう。
 ガス栓も洗濯機置き場の水栓と同様に、取付部品が異なる場合がありますので、写真を撮っておくことがオススメです。
 また、ガスコンロの購入で一番大事なことは「都市ガス」か「プロパンガス」か、ガスの種類です。
 都市ガスのコンロはプロパンガスで、プロパンガスのコンロは都市ガスで使うことはできません。


【測っておいた方が良いところ】

●玄関ドア・脱衣所ドア
 玄関や脱衣所(洗面所)に限らず、廊下などの家具家電の搬入経路は一通り測っておきましょう。
 平均的な室内ドアの幅は70cm、高さは180cm程度ですが、ドラム式洗濯機は80cm以上の型もあるので要注意です。
 
●大体のお部屋の大きさ
 置きたい家具家電やお部屋の仕様によっては柱の出っ張りやクローゼットの扉を折り畳んだ時の大きさ、家具を置いた時にコンセントが接触しないかもメモしておきましょう。
 特に高さのある棚の搬入がある場合は、天井までの高さも測った方がよさそうです。


【その他チェックしておいた方が良いところ】

●テレビコンセントの位置
 アンテナ線は10mのものも比較的安価に購入できます。
 上図参考のような間取りで、窓の近くにテレビコンセントがあっても、アンテナ線を壁に沿わせてクローゼットの近くに置くこともできますよ。

●洗濯物干しスペース
 物干し竿を引っかける物干し竿受けの幅も測っておきましょう。
 特に一般的な規格はありませんが、物干し竿は伸縮するタイプも販売しています。

一般的な家具家電の大きさ

シングルベッド (マットレス) 幅100cm 奥行き200cm
ダブルベッド (マットレス) 幅140cm 奥行き200cm
冷蔵庫(150L/一人暮らし向け) 幅50cm 高さ130cm 奥行き60cm
冷蔵庫(470L/ファミリー向け) 幅70cm 高さ190cm 奥行き70cm
縦型洗濯機(5kg/一人暮らし向け) 幅58cm 高さ90cm 奥行き58cm
縦型洗濯機(10kg/ファミリー向け) 幅63cm 高さ105cm 奥行き63cm
ドラム式洗濯機(12kg) 幅65cm 高さ107cm 奥行き73cm
テレビ(32V型/一人暮らし向け) 幅730cm 高さ45cm
テレビ(50V型/一人暮らし向け) 幅112cm 高さ65cm
一人用デスク 幅90m 高さ70cm 奥行き50cm
一人用ローテーブル 幅110m 高さ35cm 奥行き60cm
四人掛け食卓テーブル 幅150cm 高さ80cm 奥行き70cm
二人掛けソファ 幅165cm 奥行き90cm

※上記寸法は目安くらいにお控えください。

引っ越しはみんな不慣れなこと

とはいえ、上記はあくまで一般的に測った方が良いところや平均的な大きさの参考例です。
「あとはどこを見ておいた方が良いんだろう」と思うことがあったら担当の営業スタッフにお訊ねください。
家電については家電量販店のスタッフさん(アドバイザー)に「どんな測り方をしたらいいのか?」と、訊ねてみるのもオススメです。